2006年 03月 18日
納得のホフマン、麗しいセロン、ノートンの眼差し、真田の中国語 |
映画のこともupしなくては、cinephile(=映画好き)の名前がすたる!
フィリップ・シーモア・ホフマンが アカデミー賞最優秀主演男優賞に輝いた作品『Capote』。cineがこよなく愛するオードリー・ヘップバーンの『ティファニーで朝食を』の原作を書いたカポーティが小説『冷血』を書くにいたったいきさつを映画化したもの。・・・・この映画よりも、『ティファニー・・・』のなかでオードリーが歌った♪ムーン・リバーが頭の中を流れます。
P・S・ホフマン、いろんな映画で印象深い演技をする脇役のイメージが強いけれど、この映画では もうカポーティになりきってましたね。頭のてっぺんから足の先まで。って、カポーティってこんなひとだったのかなあって逆にホフマンをみて想像をしました。 ★★★
邦題『スタンドアップ』、仏題『L'affaire Josey Aimes:ジョージー・エイムス裁判』ですが、原題は『North country』。いつも映画のタイトルには首をかしげることが多いですけど、まあ邦題でも仏題でも内容が想像できます。
ま、炭鉱で働く女性が職場のセクシャルハラスメントに立ち向かう勇気の話です。わかりやすい!!!
『モンスター』で、10キロ以上体重を増やした体当たりの演技をして、ちょっとまえのアカデミー賞に輝いたシャリーズ・セロン。個人的には“ため息が出ちゃうぐらいゴージャスで綺麗なところ”が大好き!!!最近では実力も備わってると思うし。
彼女はフランスではロレアルのCMにも出てます。たまたまロレアルのCMの撮影の仕事をしている方と立ち話をするチャンスがあって、ミーハーな私がシャリーズのことに触れると、「アカデミーをとってから タカビ~になった」とのご意見。う~~~~ん。そういうものなんでしょうかねえ~。 ★★
blogに載せようか迷いましたけど、cinephileご贔屓の俳優エドワード・ノートンが久々に登場の映画なのでやっぱり書きます。
『Down in the valley』
彼はすご~~いハンサムじゃないけど、インテリジェンスが漂うところが好き。気難しいといううわさですが。一日後には逮捕されることがわかっている麻薬のディーラーを演じた『25時』には、それはそれは感銘を受けました。Viggoと一緒で一癖も二癖もあるような役柄が多い。
今回の役、最初の滑り出しでは 「へっ?ノートン、今回はまったくのいい人?」と、どこまでも純な男を演じるのかと思いきや、だんだん彼の目の表情に“狂気”が見えてくるところ、絶妙でっせ、ノートンさん!脇役で登場のデイヴィッド・モース、『インディアン・ランナー』ではViggoのお兄さん役でしたけど、ここでもいい味出してます。 ★★
日本じゃとっくに公開になったらしい『プロミス』。仏題『Wu-ji』。
韓流スターのチャン・ドンゴンが主役なのかとおもったら、ぬわ~んと真田広之がファーストキャスト。中国語を最初から最後まで話してるぢゃないですか~!すご~~い!あと10年ぐらいしたら、イケメン金城武君あたりがやってもよさそうな役。
妙に特撮ばかりで面食らいました。爆走する牛の群れに混じって、牛よりも速くハイハイするドンゴンさん・・・あれって何だ~?受けを狙ったとしか思えない。真田さんがアクションスターだったことを髣髴とさせるシーンもたくさんありました。
注目は、遊戯王ばりの衣装のニコラス・ツェー。冷酷非道の男の役だけど、それがぴったり。
真の恋をすることが出来ない運命の女が、自分を危機一髪の状態から救ってくれた男に恋をして・・・という内容。
映像はとっても美しかったのに、どこかぎくしゃくした音がする映画。荒削り。なので星はなし。ドンゴンさんのマッハの走りと、真田さんの中国語には脱帽。
フィリップ・シーモア・ホフマンが アカデミー賞最優秀主演男優賞に輝いた作品『Capote』。cineがこよなく愛するオードリー・ヘップバーンの『ティファニーで朝食を』の原作を書いたカポーティが小説『冷血』を書くにいたったいきさつを映画化したもの。・・・・この映画よりも、『ティファニー・・・』のなかでオードリーが歌った♪ムーン・リバーが頭の中を流れます。
P・S・ホフマン、いろんな映画で印象深い演技をする脇役のイメージが強いけれど、この映画では もうカポーティになりきってましたね。頭のてっぺんから足の先まで。って、カポーティってこんなひとだったのかなあって逆にホフマンをみて想像をしました。 ★★★
邦題『スタンドアップ』、仏題『L'affaire Josey Aimes:ジョージー・エイムス裁判』ですが、原題は『North country』。いつも映画のタイトルには首をかしげることが多いですけど、まあ邦題でも仏題でも内容が想像できます。
ま、炭鉱で働く女性が職場のセクシャルハラスメントに立ち向かう勇気の話です。わかりやすい!!!
『モンスター』で、10キロ以上体重を増やした体当たりの演技をして、ちょっとまえのアカデミー賞に輝いたシャリーズ・セロン。個人的には“ため息が出ちゃうぐらいゴージャスで綺麗なところ”が大好き!!!最近では実力も備わってると思うし。
彼女はフランスではロレアルのCMにも出てます。たまたまロレアルのCMの撮影の仕事をしている方と立ち話をするチャンスがあって、ミーハーな私がシャリーズのことに触れると、「アカデミーをとってから タカビ~になった」とのご意見。う~~~~ん。そういうものなんでしょうかねえ~。 ★★
blogに載せようか迷いましたけど、cinephileご贔屓の俳優エドワード・ノートンが久々に登場の映画なのでやっぱり書きます。
『Down in the valley』
彼はすご~~いハンサムじゃないけど、インテリジェンスが漂うところが好き。気難しいといううわさですが。一日後には逮捕されることがわかっている麻薬のディーラーを演じた『25時』には、それはそれは感銘を受けました。Viggoと一緒で一癖も二癖もあるような役柄が多い。
今回の役、最初の滑り出しでは 「へっ?ノートン、今回はまったくのいい人?」と、どこまでも純な男を演じるのかと思いきや、だんだん彼の目の表情に“狂気”が見えてくるところ、絶妙でっせ、ノートンさん!脇役で登場のデイヴィッド・モース、『インディアン・ランナー』ではViggoのお兄さん役でしたけど、ここでもいい味出してます。 ★★
日本じゃとっくに公開になったらしい『プロミス』。仏題『Wu-ji』。
韓流スターのチャン・ドンゴンが主役なのかとおもったら、ぬわ~んと真田広之がファーストキャスト。中国語を最初から最後まで話してるぢゃないですか~!すご~~い!あと10年ぐらいしたら、イケメン金城武君あたりがやってもよさそうな役。
妙に特撮ばかりで面食らいました。爆走する牛の群れに混じって、牛よりも速くハイハイするドンゴンさん・・・あれって何だ~?受けを狙ったとしか思えない。真田さんがアクションスターだったことを髣髴とさせるシーンもたくさんありました。
注目は、遊戯王ばりの衣装のニコラス・ツェー。冷酷非道の男の役だけど、それがぴったり。
真の恋をすることが出来ない運命の女が、自分を危機一髪の状態から救ってくれた男に恋をして・・・という内容。
映像はとっても美しかったのに、どこかぎくしゃくした音がする映画。荒削り。なので星はなし。ドンゴンさんのマッハの走りと、真田さんの中国語には脱帽。
by cinephile
| 2006-03-18 18:26
| Les films