2005年 09月 18日
あのときの言葉 |
運転免許は Parisで取りました。気が乗らなかったのですがM氏に思いっきり背中を押されました・・・。パリで生活を始めて1年半目。
フランスの自動車教習所は、いきなり学科と平行して路上に出ます。初日から「それじゃ、運転してみましょう・・・」という教官の言葉に、顔に縦じまが入ったことは忘れられません。ギア、ニュートラル、ブレーキ、クラッチなどなど、知らない単語が機関銃のように耳に入ってきて 頭が破裂しそうだったっけ。
運転に慣れてくると環状高速から高速道路を走って、パリ郊外の工業地帯でばっちり練習です。パリで免許を取る場合、たいてい郊外の工業・住宅地帯で試験があるので、その練習も兼ねるんだと思いますけれど・・・。毎回2・3時間は運転することになります。
私が通っていた自動車学校(Auto ecole)には教官が4人いました。誰に当たるかは毎回のお楽しみ、皆日本のことは何も知らない人たちばかりで、興味深々でいろいろと聞かれましたよ・・・。こっちは 運転に集中しなくちゃいけないし、教官の質問には答えなくちゃいけないしで、授業が終わると 神経磨り減ってました・・・。(教官も あのときの私のつたないフランス語を本当に良く聞いてくれたと思います。Merciなのだ!)
今なら、あれは 生きたフランス語を覚える最高の場だったなあと思えるのですが。あのときに 教官から、ローストチキンにばっちりのロックフォールチーズを使ったソースの作り方とか、フランスが抱える移民の問題・失業者の問題・・・勉強させていただきました~。耳に残っている単語を 家に帰るなり辞書を引いて確認して覚えていきました。
最終試験は2度も失敗して・・・・(だから最初から気が乗らなかったんだってば~)ついに3度目の試験を受ける日の前日のこと。
テストは シャルル・ド・ゴール空港の近くで行われることがわかっていたので そこで最後の練習、帰り道にちょっとした渋滞に巻き込まれました。そのときの教官、「君、明日は受かると思う?」と聞くのです。「わかりません・・・。自信ないんです」と答えたと思うのですが その教官、にこっと笑って 「大丈夫、絶対に受かるよ」と言ってくれたのです。

次の日、同じ学校から私を含めた3人がテストを受けて、私だけが合格でした。。
むか~しむか~し英文タイプが存在していた時代に、タイプの試験で「スタート!」の合図の後、緊張のあまり いきなり打ってしまった文字が「,」、果てはキーとキーの間に指が挟まってしまったという、恐ろしい経験を持つ小心者の私です。*もちろん資格は取れなかったけれど、キーボードを叩くスピードだけは 普通の人よりはかなり速いんだけどね~。
なので、あのときの教官の言葉がなかったら 絶対に受かっていなかったと・・・(変な)自信を持って言えます。さりげない一言って・・・重い意味を持つことがあると実感したと同時に 今でもあの教官には感謝の気持ちでいっぱいです。
写真・・・飽きっぽい性格の私が 飽きずにつけている唯一のRing。いつか石が取れてしまうのではと最初は心配だったけれど、家事でのショックにも耐えてくれている タフな子です。
フランスの自動車教習所は、いきなり学科と平行して路上に出ます。初日から「それじゃ、運転してみましょう・・・」という教官の言葉に、顔に縦じまが入ったことは忘れられません。ギア、ニュートラル、ブレーキ、クラッチなどなど、知らない単語が機関銃のように耳に入ってきて 頭が破裂しそうだったっけ。
運転に慣れてくると環状高速から高速道路を走って、パリ郊外の工業地帯でばっちり練習です。パリで免許を取る場合、たいてい郊外の工業・住宅地帯で試験があるので、その練習も兼ねるんだと思いますけれど・・・。毎回2・3時間は運転することになります。
私が通っていた自動車学校(Auto ecole)には教官が4人いました。誰に当たるかは毎回のお楽しみ、皆日本のことは何も知らない人たちばかりで、興味深々でいろいろと聞かれましたよ・・・。こっちは 運転に集中しなくちゃいけないし、教官の質問には答えなくちゃいけないしで、授業が終わると 神経磨り減ってました・・・。(教官も あのときの私のつたないフランス語を本当に良く聞いてくれたと思います。Merciなのだ!)
今なら、あれは 生きたフランス語を覚える最高の場だったなあと思えるのですが。あのときに 教官から、ローストチキンにばっちりのロックフォールチーズを使ったソースの作り方とか、フランスが抱える移民の問題・失業者の問題・・・勉強させていただきました~。耳に残っている単語を 家に帰るなり辞書を引いて確認して覚えていきました。
最終試験は2度も失敗して・・・・(だから最初から気が乗らなかったんだってば~)ついに3度目の試験を受ける日の前日のこと。
テストは シャルル・ド・ゴール空港の近くで行われることがわかっていたので そこで最後の練習、帰り道にちょっとした渋滞に巻き込まれました。そのときの教官、「君、明日は受かると思う?」と聞くのです。「わかりません・・・。自信ないんです」と答えたと思うのですが その教官、にこっと笑って 「大丈夫、絶対に受かるよ」と言ってくれたのです。

むか~しむか~し英文タイプが存在していた時代に、タイプの試験で「スタート!」の合図の後、緊張のあまり いきなり打ってしまった文字が「,」、果てはキーとキーの間に指が挟まってしまったという、恐ろしい経験を持つ小心者の私です。*もちろん資格は取れなかったけれど、キーボードを叩くスピードだけは 普通の人よりはかなり速いんだけどね~。
なので、あのときの教官の言葉がなかったら 絶対に受かっていなかったと・・・(変な)自信を持って言えます。さりげない一言って・・・重い意味を持つことがあると実感したと同時に 今でもあの教官には感謝の気持ちでいっぱいです。
写真・・・飽きっぽい性格の私が 飽きずにつけている唯一のRing。いつか石が取れてしまうのではと最初は心配だったけれど、家事でのショックにも耐えてくれている タフな子です。
by cinephile
| 2005-09-18 06:35
| Monologue














