2010年 06月 22日
Marathon du vignoble d'Alsace 当日編* |
6月20日。朝5時45分起床。ピノちゃんの10kmレースは8時半スタート、私のハーフは9時半スタート...ピノちゃんのスタート地点Dorlishheimまでホテルから歩いてたぶん20分。6時には朝ごはんを食べて.....起床と共にねじを巻きます。気温はどうかな? 半袖? 袖なし?テラスに出るとどっちを着ても寒そう...一応袖なし+ランスカで行くことに決まりました。
朝食のカフェに行くと 宿泊のランナーさんばかり。結構充実したビュッフェにクグロフ発見!たぶんホテルのオリジナルと思われるイチゴのジャムをつけていただきます。美味しい!*粉糖が振ってあるのがクグロフ!
ええ...まあ...満面の笑み。
部屋のあるフロアーで こんな方たちと鉢合わせに。シーザーとクレオパトラ!!!これを着て42.195kmをされるとかで このレースは仮装をする方たちの熱の入れようもちょっとすごい。
ピノちゃんが走る10kmレースのスタート地点Dorlisheim。当日の朝にエントリーする人が多いこと!こんな仮装の方も...やるならとことんやる!!!そんな感じでしょうか?
吸血鬼のEricさんと記念写真。
ノースリーブのウェアにはつらい気温ですが ピノちゃん元気にスタートです。頑張ってね!!!
ゴールで待っててね!!!
このDorlisheimからバスに乗って25分ぐらいのところにあるScharrachbergheimに移動します。かなり本気で走るモードのランナーさん達に混じって不安になる私。何度かレースを繰り返しているうちにそれほどドキドキしなくなってきたとは言うものの レースはふたを開けてみないとわからないものなので 何事も起きないでゴールできるかどうか色々と考えます。
バスから撮った葡萄畑。
フルマラソンランナー達の姿が見えてきました。バスでこんな方を追い抜きました。頑張れ!
バスを降りたときに見えたひなげしの畑...思わず歌いたくなるあの歌...
綺麗な青空が広がったスタート地点の村。ここでうっかり日焼け止めを塗ってこなかったことに気がつきました(汗)...ますます黒糖かりんとうへの道一直線。
実は写真中央に写っているおそろいの青いシャツを着た2人の女性の後をずっと追いながら私は走ることになります。18km地点で追い抜きましたが、ずっと等間隔で私の前を走っていました。
号砲が鳴って可愛い村の中の細い道をゆっくりとジョギングする形でスタートです。アルザスを走ってるんだ!と思うと幸せな気持ちに。ただ村・葡萄畑・村・葡萄畑...の繰り返しで アップダウンがかなりありました。遠くの葡萄畑の向こうに見える村をめがけて走るランナー達の流れに混じって走りますが 葡萄畑にさしかかるとごろごろとした石をよけながら舗装されてない坂道を下る時は転ばないように神経を使いました。トラクターのタイヤが道に2本の筋をつけているけれど そこを走るにはタイヤのあとは幅が狭すぎて 着地によっては捻挫も考えられたし...
だいたい3kmごとにワインと水のスタンドがあって どんなワインが並んでいたかをチェックしたけど記憶が吹っ飛んでいます。食べ物はチラッと見ただけで 実際に走っていると食べられない...ワインを飲んだら走れなくなるのがわかっていたので サービスするボランティアの方に「水ですか?」と確認しながらコップに口をつけていました。飲めたらいいのになあ~...
13km 地点ぐらいで消防車がランナーの通り道に散水をしていました。暑かったので水のアーチをくぐりましたがその直後に 念願の消防士さんに名前を呼んでもらえました~~~!!! できる限りの笑顔で「Merci!」と答えましたが これ元気が出ます!途中気持ちの折れもなく 沿道の方たちの応援に励まされながら 結構私は元気だったかも。
19kmあたりで スタート前に隣にいたドイツ人男性3人組(おそろいのバンダナを頭に巻いてパリマラソンのフィニッシャーTシャツを着ていたので目立っていました)が3人並んで後ろからガーっと追い抜いていきました。3人ともasicsのNimbus11をおそろいで履いているのを見て なぜか『魔法使いサリー』の三つ子の兄弟を思い出して可笑しくなりました。歩幅もフォームも同じだったし。足が長いのは得だなあ~...と彼らの力強い走りを見て気持ちを奮い立たせます。17kmから19kmあたりが一番辛いところなのですが 月に300km以上走ってるんだから!という思いが支えてくれていたように思います。
工場のような建物にMolesheim-Mutzig(だったかな?)という文字を見たときにゴールが近いことがわかりました。見覚えのある教会の屋根が目に入ったときに力が入ります!ゴール前になると湧き出てくる不思議なパワー。あ!ピノちゃんが手を振ってる~!
ゴールまであと200mぐらいだったかな...顔隠さないで載せますが
ピノちゃんが見えたのが嬉しくて笑いながら怪走する私? (爆)
ハーフの地点で後姿をお見かけしたこの方も無事に42.195kmを制覇された模様で、ピノちゃんがカメラに収めていました(笑)
ゴール後!やっぱりゴールはいいもんです!転ばなかったし足もつらなかったし完走できて嬉しい!
今回のタイムは 1時間54分35秒。パリハーフマラソンの記録から2分ぐらい速くなりました。タイムを追わない というか 追ってしまうと自分の首を絞めてしまうと思ってやらないのですが それでも1時間55分以内にゴールしたいとは思っていたので大満足です。783人参加のうち422位。
ゴール後に左の膝が擦りむけていたことに気がつきましたが...何でだろう?
ピノちゃんの10kmレースもとっても楽しかったようで今回は同じ大会の違うカテゴリー・違うコースを走ったのに感激・感動は同じ。ゴールのエイドで見知らぬ同士なのにお互いの労をねぎらうことだってもう感動!
この後選手村でアルザス名物のTarte flambéeを完食!ハーフマラソンでだいたい1100kcal消費してるので 食べますよ!
参加賞の白ワイン、2008年のリースリング!きちんとした袋に入れてあったのに感激。
Fin du Marathon と木樽に書いてありますが ...マラソン終了という意味です。ひとつのレースは終わったけど また次のレースに気持ちが繋がりました。秋に目白押しのレースが楽しみ!
本当に楽しかった!!!と楽しさ度では星が5個ついてしまうぐらいの満喫レースでした。また来年も参加したい!!!そしてあちこちへの遠征も!!!
ピノちゃんが堪能しうなり続けた10kmレースレポートはこちらから。
追記*アルザスの地方紙『DNA』にこのマラソンの結果が発表、私とピノちゃんの結果もばっちり掲載でした。
朝食のカフェに行くと 宿泊のランナーさんばかり。結構充実したビュッフェにクグロフ発見!たぶんホテルのオリジナルと思われるイチゴのジャムをつけていただきます。美味しい!*粉糖が振ってあるのがクグロフ!
ええ...まあ...満面の笑み。
部屋のあるフロアーで こんな方たちと鉢合わせに。シーザーとクレオパトラ!!!これを着て42.195kmをされるとかで このレースは仮装をする方たちの熱の入れようもちょっとすごい。
ピノちゃんが走る10kmレースのスタート地点Dorlisheim。当日の朝にエントリーする人が多いこと!こんな仮装の方も...やるならとことんやる!!!そんな感じでしょうか?
吸血鬼のEricさんと記念写真。
ノースリーブのウェアにはつらい気温ですが ピノちゃん元気にスタートです。頑張ってね!!!
ゴールで待っててね!!!
このDorlisheimからバスに乗って25分ぐらいのところにあるScharrachbergheimに移動します。かなり本気で走るモードのランナーさん達に混じって不安になる私。何度かレースを繰り返しているうちにそれほどドキドキしなくなってきたとは言うものの レースはふたを開けてみないとわからないものなので 何事も起きないでゴールできるかどうか色々と考えます。
バスから撮った葡萄畑。
フルマラソンランナー達の姿が見えてきました。バスでこんな方を追い抜きました。頑張れ!
バスを降りたときに見えたひなげしの畑...思わず歌いたくなるあの歌...
綺麗な青空が広がったスタート地点の村。ここでうっかり日焼け止めを塗ってこなかったことに気がつきました(汗)...ますます黒糖かりんとうへの道一直線。
実は写真中央に写っているおそろいの青いシャツを着た2人の女性の後をずっと追いながら私は走ることになります。18km地点で追い抜きましたが、ずっと等間隔で私の前を走っていました。
号砲が鳴って可愛い村の中の細い道をゆっくりとジョギングする形でスタートです。アルザスを走ってるんだ!と思うと幸せな気持ちに。ただ村・葡萄畑・村・葡萄畑...の繰り返しで アップダウンがかなりありました。遠くの葡萄畑の向こうに見える村をめがけて走るランナー達の流れに混じって走りますが 葡萄畑にさしかかるとごろごろとした石をよけながら舗装されてない坂道を下る時は転ばないように神経を使いました。トラクターのタイヤが道に2本の筋をつけているけれど そこを走るにはタイヤのあとは幅が狭すぎて 着地によっては捻挫も考えられたし...
だいたい3kmごとにワインと水のスタンドがあって どんなワインが並んでいたかをチェックしたけど記憶が吹っ飛んでいます。食べ物はチラッと見ただけで 実際に走っていると食べられない...ワインを飲んだら走れなくなるのがわかっていたので サービスするボランティアの方に「水ですか?」と確認しながらコップに口をつけていました。飲めたらいいのになあ~...
13km 地点ぐらいで消防車がランナーの通り道に散水をしていました。暑かったので水のアーチをくぐりましたがその直後に 念願の消防士さんに名前を呼んでもらえました~~~!!! できる限りの笑顔で「Merci!」と答えましたが これ元気が出ます!途中気持ちの折れもなく 沿道の方たちの応援に励まされながら 結構私は元気だったかも。
19kmあたりで スタート前に隣にいたドイツ人男性3人組(おそろいのバンダナを頭に巻いてパリマラソンのフィニッシャーTシャツを着ていたので目立っていました)が3人並んで後ろからガーっと追い抜いていきました。3人ともasicsのNimbus11をおそろいで履いているのを見て なぜか『魔法使いサリー』の三つ子の兄弟を思い出して可笑しくなりました。歩幅もフォームも同じだったし。足が長いのは得だなあ~...と彼らの力強い走りを見て気持ちを奮い立たせます。17kmから19kmあたりが一番辛いところなのですが 月に300km以上走ってるんだから!という思いが支えてくれていたように思います。
工場のような建物にMolesheim-Mutzig(だったかな?)という文字を見たときにゴールが近いことがわかりました。見覚えのある教会の屋根が目に入ったときに力が入ります!ゴール前になると湧き出てくる不思議なパワー。あ!ピノちゃんが手を振ってる~!
ゴールまであと200mぐらいだったかな...顔隠さないで載せますが
ピノちゃんが見えたのが嬉しくて笑いながら怪走する私? (爆)
ハーフの地点で後姿をお見かけしたこの方も無事に42.195kmを制覇された模様で、ピノちゃんがカメラに収めていました(笑)
ゴール後!やっぱりゴールはいいもんです!転ばなかったし足もつらなかったし完走できて嬉しい!
今回のタイムは 1時間54分35秒。パリハーフマラソンの記録から2分ぐらい速くなりました。タイムを追わない というか 追ってしまうと自分の首を絞めてしまうと思ってやらないのですが それでも1時間55分以内にゴールしたいとは思っていたので大満足です。783人参加のうち422位。
ゴール後に左の膝が擦りむけていたことに気がつきましたが...何でだろう?
ピノちゃんの10kmレースもとっても楽しかったようで今回は同じ大会の違うカテゴリー・違うコースを走ったのに感激・感動は同じ。ゴールのエイドで見知らぬ同士なのにお互いの労をねぎらうことだってもう感動!
この後選手村でアルザス名物のTarte flambéeを完食!ハーフマラソンでだいたい1100kcal消費してるので 食べますよ!
参加賞の白ワイン、2008年のリースリング!きちんとした袋に入れてあったのに感激。
Fin du Marathon と木樽に書いてありますが ...マラソン終了という意味です。ひとつのレースは終わったけど また次のレースに気持ちが繋がりました。秋に目白押しのレースが楽しみ!
本当に楽しかった!!!と楽しさ度では星が5個ついてしまうぐらいの満喫レースでした。また来年も参加したい!!!そしてあちこちへの遠征も!!!
ピノちゃんが堪能しうなり続けた10kmレースレポートはこちらから。
追記*アルザスの地方紙『DNA』にこのマラソンの結果が発表、私とピノちゃんの結果もばっちり掲載でした。
by cinephile
| 2010-06-22 14:20
| courir